タリバン戦闘員の“祝砲”で多数の死傷者[2021/09/05 02:14]

 アフガニスタンのイスラム主義勢力「タリバン」の戦闘員らが、「反対勢力に勝利した」とされる情報を受け、祝砲として空に向けて銃を乱射したことで少なくとも17人が死亡したことが分かりました。

 地元メディアなどによりますと、アフガニスタンで政権を掌握したタリバンは、唯一、制圧できていない北東部パンジシール州で連日、反対勢力との戦闘を繰り広げています。

 反対勢力は4日、SNSを通じて「現在も抵抗を続けている」と発信していますが、前日の3日にタリバンは「パンジシール州を制圧し、全土を掌握した」と発表していました。

 この発表を受け、首都カブールにいた戦闘員らは祝砲として空に向けて一斉に銃を乱射し、銃弾が当たった少なくとも17人が死亡、41人がけがをしていたことが分かりました。

 戦闘員らは8月末にアメリカ軍が完全に撤退した際にも、夜空に向かって銃を乱射していました。

 タリバンの広報官はツイッター上で、「銃弾は民間人を傷付ける可能性がある」などとして、戦闘員らに対し空への発砲をやめるよう呼び掛けています。

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