中国“日本街”SNSに批判殺到 オープン1週間で休業[2021/09/07 06:24]

 日本をテーマにした中国最大級の商業施設がオープンから1週間で休業に追い込まれました。

 まるで京都のようなこの街は、中国企業が日本企業と協力して約1000億円を投じ遼寧省の大連に建設した商業施設です。

 先月25日に一部の店舗がオープンすると、コロナ禍で海外旅行に行けない中国人らでにぎわいました。

 ところが、SNSには「日本から侵略を受けた歴史を忘れるな」といった批判が殺到し、施設側は今月1日に休業を発表しました。

 中国共産党系の環球時報は3日の記事で「植民地支配を受けた大連において日本文化をもてはやして利益を求めてはならない」との声を紹介し、一連の批判に理解を示しました。

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