MOX燃料が仏から日本へ出航 10週間かけ高浜原発へ[2021/09/09 00:21]
使用済み核燃料を再処理して作られたMOX(プルトニウム・ウラン混合酸化物)燃料を載せた船がフランスから日本に向けて出港しました。
MOX燃料を載せた船は8日、フランス北西部のシェルブールを出発しました。
日本は国内の原発で出た使用済み核燃料の再処理をフランスに委託していて、加工してできたMOX燃料を日本へ運び、一部の原発で使っています。
フランスからのMOX燃料の輸送は2017年以来4年ぶりで、約10週間かけて福井県にある関西電力の高浜原発へと運ばれます。
日本では現在10基の原発が稼働していますが、MOX燃料を使用できるのは4基にとどまっています。