パリ同時多発テロ初公判 「アラーの他に神なし」[2021/09/09 06:26]

 130人が死亡した2015年のパリ同時多発テロ事件の初公判が8日、パリの裁判所に作られた特別法廷で開かれました。

 2015年11月に起きた事件では、イスラム過激派の男らがパリの劇場などで乱射や自爆を次々と起こし、130人が死亡しました。

 地元メディアによりますと、20人の被告のうち唯一生き残った実行犯は初公判の冒頭、「アラーの他に神はなし」と唱え、職業については「イスラム国の闘士になるために放棄した」と語ったということです。

 裁判に参加する被害者:「(裁判では)たくさんのストレスを感じます。でも大切な時です。この時間はつらいけれど必要」

 判決は来年5月の予定です。

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