ブラジル大統領が未接種で国連へ 議長方針に反発[2021/09/18 13:01]

 アメリカ・ニューヨークで来週から国連総会が開かれ、一般討論演説が行われます。議長が、演説する人にワクチン接種を求めると表明したところ、ブラジルのボルソナロ大統領が反対の声を上げました。

 ボルソナロ大統領:「なぜワクチンを打たなくてはいけないんだ?(すでに感染したため)私の抗体レベルはとても高い!そうだろう?」

 21日から始まる国連総会は、ニューヨーク市の新型コロナ対策にのっとって行われ、議長は「議場で演説するにはワクチンの接種を求める」と発言しました。

 この方針にブラジルのボルソナロ大統領が猛反発し、ワクチンを接種せず訪米して総会に出席する考えを示しました。

 ボルソナロ大統領は去年7月、新型コロナウイルスに感染したことから、「抗体のレベルは高い」と主張しています。

 大統領の演説は一般討論演説の初日に予定されています。

こちらも読まれています