北朝鮮「首相が誰でも敵視政策続ければ相手しない」[2021/09/26 13:37]

 北朝鮮外務省はホームページ上で、「日本の首相が誰になろうと敵視政策を続ければ相手にしない」とする談話を発表しました。

 この談話は25日付で「日本研究所研究員」名で掲載されたものです。

 冒頭、菅総理大臣の国連での演説を巡り、「実現の見込みがない核・ミサイル・拉致問題の解決という、荒唐無稽な『看板』を国連にまで持ち出した」と批判しています。

 そのうえで、投開票が29日に迫った自民党総裁選を意識し、「次期首相に誰がなろうと敵視政策を続ければ相手にさえしない」と強く牽制(けんせい)しました。

 北朝鮮は同日夜にも金与正(キム・ヨジョン)氏が談話を発表し、「相互尊重があれば南北首脳会談に向けた議論も可能だ」と韓国に揺さぶりをかけています。

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