ミサイル発射後に…「自衛は正当な権利だ」北朝鮮[2021/09/28 11:37]

 北朝鮮の国連大使が国連総会で演説し、弾道ミサイルの発射などを念頭に、「自衛は正当な権利だ」と強調しました。

 金星(キム・ソン)国連大使は北朝鮮から飛翔(ひしょう)体が発射されたおよそ20分後に演説し、「アメリカと韓国が軍事的脅威を増大させている」と強く批判したうえで、弾道ミサイルの発射などを念頭に、「自衛は正当な権利で誰にも否定できない」と強調しました。

 そのうえで、バイデン政権に対して、米韓軍事演習を永久に停止することなどを求め、「敵視政策を放棄すれば、いつでも喜んで対応する用意がある」という姿勢を明らかにしました。

 また、言葉だけでなく実際に行動を示せば、「良い見通しが開かれると確信している」とも述べ、バイデン政権に先に行動するよう求めました。

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