グレタさん 気候変動で痛烈批判「何もしていない」[2021/09/30 06:17]

 スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんが世界の指導者たちの気候変動対策を「なんだかんだ言っているだけで何もしていない」と批判しました。

 グレタ・トゥーンベリさん:「2050年までの排出ゼロ…なんだかんだ、気候中立…なんだかんだ…。これがいわゆる“指導者たち”から聞こえてくる言葉です。聞こえは良いけれど今のところ何一つ行動は起こされていません」

 イタリアで開かれた気候変動についての会議で発言したグレタさんは「指導者たちはこれまでの30年間、なんだかんだ言うだけで私たちに何をもたらしたのか」と厳しく批判しました。

 また、「今、私たちはすごいスピードで間違った方向に進んでいる」としたうえで「指導者たちが意図的に行動を起こさないことは現在と未来の世代への裏切りだ」と気候変動への早急な対策を訴えました。

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