韓国「言論仲裁法」改正案 批判相次ぎ年内提出断念[2021/09/30 15:28]

 韓国で物議を呼んでいた「言論仲裁法」の改正は先送りになりました。

 韓国の与党が採決を目指す「言論仲裁法」の改正案は、報道により生じた被害の5倍の損害賠償を課すなど、報道機関への懲罰的な措置を可能とするものです。

 これに対し、野党やメディアからは「文在寅(ムン・ジェイン)政権への批判を封殺する悪法だ」「言論の自由を委縮させる」などと批判が相次いでいました。

 国会の本会議への提出を前に、与党は野党側と3日間にわたり協議を続けたものの29日、最終的に年内の法案提出を断念しました。

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