妊婦は入院リスク2倍 ワクチンを強く推奨 米CDC[2021/10/01 10:43]

 アメリカのCDC=疾病対策センターは、妊娠していない人に比べて、妊婦は、新型コロナによる死亡のリスクが高くなるなどとして、ワクチン接種を「強く推奨する」と勧告しました。

 CDCによりますと、アメリカ国内で妊娠中に感染した人は12万5000人以上で、そのうち2万2000人以上が集中治療室に入院し、161人が死亡したということです。

 これらのデータから、妊婦は妊娠していない人に比べて入院するリスクが2倍、死亡するリスクは70%高まるとして、ワクチンの接種を「強く推奨する」と勧告しました。

 妊婦へのワクチン接種についてCDCは、8月、安全性が確認されたとして推奨する見解を発表しましたが、接種を完了した妊婦の割合は31%にとどまっていることから、より強く呼び掛けた形です。

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