米メルク社コロナ経口治療薬 入院・死亡リスク半減[2021/10/02 12:30]

 アメリカの製薬大手「メルク」は、開発中の新型コロナ治療薬について、入院や死亡のリスクを50%減らす効果を確認したという中間結果を公表しました。

 米国立アレルギー感染症研究所・ファウチ所長:「この抗ウイルス薬のニュースは間違いなく、とても素晴らしい」

 メルクは1日、開発中の口から飲む新型コロナの治療薬「モルヌピラビル」の治験の中間結果を発表しました。

 軽度から中等度の症状が出てから5日以内で、入院していない患者に薬を投与したところ、入院または死亡のリスクをおよそ50%減らす効果が分かったということです。

 メルクは近く、FDA=食品医薬品局に緊急使用許可を申請する予定です。

 FDAが承認すれば、新型コロナで初の経口治療薬になるということです。

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