今年のノーベル平和賞がロシアとフィリピンのジャーナリスト2人に決まったことに「国境なき記者団」や、ベラルーシの民主化運動を支えてきたチハノフスカヤ氏も祝福しています。
国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団」は「ジャーナリズムへのまれにみる賛辞だ」と祝福のコメントを発表しました。
「フェイクニュースやヘイトスピーチが拡散し、民主主義が損なわれていくなかで強力なメッセージとなる」と歓迎しています。
また、独裁的な統治を続けるベラルーシのルカシェンコ氏に反対し、去年、大統領選挙で敗れたチハノフスカヤ氏も祝福の言葉を送りました。
ベラルーシ、スベトラーナ・チハノフスカヤ氏:「この賞が言論の自由のために戦うジャーナリストに与えられたことをうれしく思う」
現在、リトアニアに避難しているチハノフスカヤ氏は「当時、記者たちは治安当局の標的となり危険だったが仕事を続けた。平和賞は自由を求めて戦うすべてのジャーナリストに捧げられる」と2人を称賛しました。
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