経済回復途上に原油高騰 NY市場で7年ぶり80ドル台[2021/10/09 11:58]

 ニューヨークの原油先物相場が7年ぶりに1バレル=80ドルの高値を付けました。

 ニューヨーク商業取引所の原油先物価格は8日、11月物が続伸し、2014年11月以来、およそ7年ぶりに一時、1バレル=80ドル台に乗せました。

 世界経済が回復するなか産油国が増産を見送ったほか、ヨーロッパでの天然ガスの高騰なども原油の需給逼迫(ひっぱく)に影響しているとみられています。

 「バンク・オブ・アメリカ」は、今年の冬が寒くなれば、さらに需要が拡大して1バレル=100ドルを上回り、経済危機を引き起こす恐れもあると指摘しています。

こちらも読まれています