正恩氏、韓国に「悲惨な歴史繰り返してはならない」[2021/10/12 11:48]

 北朝鮮の金正恩総書記は「自衛2021」と題した兵器の展覧会で、韓国に対して「同じ民族で武力を使う悲惨な歴史を繰り返してはならない」と訴え掛けました。

 12日付の労働新聞は、過去5年間に開発したミサイルなど、新兵器の展覧会の様子を伝えています。

 この展覧会で金総書記は、「軍備増強を続ける南朝鮮の偽善的態度とアメリカの庇護(ひご)は、朝鮮半島の軍事的不安定と危険を高めている」と主張しました。

 また、韓国に対して「同じ民族同士で武力を使う悲惨な歴史を繰り返してはならない」としたうえで、「我々の主権行使にまで因縁をつけなければ、朝鮮半島の緊張誘発は決してないと断言する」と呼び掛けました。

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