台湾の複合ビル火災で46人死亡 低層階は廃墟化[2021/10/14 20:30]

 台湾南部の高雄市で発生した大規模なビル火災で少なくとも46人が死亡しました。

 14日午前3時ごろ、台湾南部の高雄市にある商業施設と住宅を兼ねた13階建ての雑居ビルで火災が発生しました。

 消防車72台が出動し、火は約2時間で消し止められましたが、7階より上の居住スペースに住む多くの住民が逃げ遅れ、少なくとも46人が死亡しました。

 他にも41人が重軽傷を負っているということです。

 現地メディアの報道によりますと、低層階の映画館や商業施設は数年前に廃業し、廃墟と化していたということです。

 火災の原因は分かっていませんが、火災発生時に現場に居合わせた数人を警察が連行し、事情を聴いているということです。

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