“交差接種”の安全性発表 高い免疫反応も 米研究[2021/10/16 12:13]

 ファイザー、モデルナ、ジョンソン・エンド・ジョンソンの各ワクチンを交差接種しても安全だとする研究結果をアメリカ国立衛生研究所が発表しました。

 NIH=国立衛生研究所は、6月から8月にかけて、458人のワクチン接種者を対象にアメリカで承認されているファイザー、モデルナ、ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンを追加接種し、効果と安全性を調べました。

 その結果、初期のワクチンと違う種類のワクチンを接種しても安全性に問題はなく、ジョンソン・エンド・ジョンソンを最初に接種した人が、ファイザーやモデルナのワクチンを接種すると、ジョンソン・エンド・ジョンソンの追加接種より高い免疫反応を示したとしています。

 NIHは13日、研究結果を査読前の論文として発表しています。

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