英王子創設の“環境賞”最終候補の日本企業が講演[2021/10/19 07:36]

 水道がない場所でも水の再生利用を可能にした日本の企業がイギリス王室のウィリアム王子が創設した「アースショット賞」の最終候補に選ばれ、イギリス大使館で講演を行いました。

 WOTA株式会社・前田瑶介代表取締役CEO:「『WOTABOX』は浄水場を10万分の1くらいのサイズにして持ち運べるようにしたものです」

 ウィリアム王子が創設した「アースショット賞」は環境問題に貢献した個人や団体に与えられます。

 WOTAは受賞は逃したものの、750団体から日本企業としては唯一、15の最終候補に選ばれました。

 「WOTABOX」はAI技術を活用し、排水がフィルターを通過することできれいな水に再生されます。

 水道がない場所でもシャワーを浴びることができ、実際に断水が発生した被災地では2万人ほどが利用したということです。

 WOTA株式会社・前田瑶介代表取締役CEO:「(水の再生利用が)どんな場所でも、誰でも、簡単にできるようになることによって水問題、気候変動に関する問題も含めて解決につながるといいなと思っています」

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