自動運転トラックで輸送 米で2023年本格運用目指す[2021/10/19 08:25]

 アメリカでトラックを自動運転で走らせ、貨物を運ぶ取り組みが始められ、2023年の本格運用を目指しています。

 自動運転システムを開発するアメリカのスタートアップ企業「オーロラ」は、物流大手の「フェデックス」と提携し、トラックの自動運転による輸送開発を進めています。

 9月下旬からは、テキサス州のダラスと400キロ離れたヒューストンとの間で、安全管理のための運転手を乗せた状態で実用化を始めました。

 データを蓄積して、2023年の年末までに運転手なしの完全自動運転による輸送開始を目指しています。

 アメリカではコロナからの景気回復で人出が不足していますが、運送業界では2023年までに10万人の運転手不足が発生する予想もあり、自動運転に期待が高まっています。

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