日中共同世論調査 日本に悪印象6割超[2021/10/20 23:04]

 日中共同で実施した世論調査で中国に良くない印象を持つ日本人が9割を超え、日本に良くない印象を持つ中国人も66%に増加したことが分かりました。

 日本の「言論NPO」と「中国国際出版集団」が8月から9月に行った世論調査によりますと、中国の印象を「良くない」「どちらかといえば良くない」と答えた日本人は合わせて90.9%(1.2ポイント増)に上りました。9割を超えたのは5年ぶりです。

 理由については、およそ半数が尖閣諸島問題を挙げています。

 一方、日本の印象について66.1%の中国人が「良くない」「どちらかといえば良くない」と回答しました。8年ぶりの悪化で、去年から13.2ポイント増えています。

 こちらは、歴史認識などを原因としています。

 言論NPOは、新型コロナウイルスで訪日する中国人が大幅に減り、印象改善の機会が失われた点などを指摘しています。

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