米バイデン政権 子供向けワクチンの態勢構築進める[2021/10/21 01:57]

 アメリカのバイデン政権は11歳以下に対する新型コロナウイルスのワクチン接種について、承認が下り次第、接種を開始する態勢を整えていると明らかにしました。

 アメリカ政府は声明で、規制当局が近く承認の是非を判断する予定の5歳から11歳を対象にした新型コロナワクチンの接種について、承認されてから数日以内にアメリカ全土で接種を開始すると発表しました。

 すでに子ども向けとして2800万回分を確保したほか、ワクチンの輸送と保管のための設備も整えていて、通常の冷蔵方法で最大10週間、特殊な方法であれば最大6カ月間、保存できるということです。

 全米の小児科病院やクリニックのほか、一部の州では学校でもワクチン接種が可能になるとみられます。

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