次期駐日大使が所信表明 「最優先は日米関係強化」[2021/10/21 04:15]

 アメリカのバイデン大統領が次の駐日大使に指名したラーム・エマニュエル氏が議会上院の公聴会に出席し、「最優先事項は日米関係の強化だ」と所信を表明しました。

 次期駐日大使、エマニュエル氏:「これから3年間で築く日本との関係が、今後30年のアメリカを決定付けるだろう」

 エマニュエル氏は20日、上院外交委員会の公聴会で「最優先事項は共通する難題に立ち向かい、日米関係を強化することだ」と強調しました。

 バイデン政権が「唯一の競争相手」と位置付ける中国については「分断による支配を目指している」と指摘し、「アメリカの戦略は日米同盟の上に築かれた地域の結束による安全保障だ」と述べました。

 オバマ政権で首席補佐官を務めたエマニュエル氏は当時副大統領だったバイデン大統領とも近い関係だといわれています。

こちらも読まれています