北朝鮮のSLBM発射で国連安保理の声明まとまらず[2021/10/21 10:48]

 北朝鮮が新型のSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)を発射したことを受けて、国連の安全保障理事会が非公式の緊急会合を開きました。

 米国連大使・トーマスグリーンフィールド氏:「ミサイル発射は違法で、複数の安保理決議に違反しており、容認できない」

 20日、安保理会合を前にアメリカの国連大使は、北朝鮮の弾道ミサイルの発射は安保理決議違反だと強く非難しました。

 また、北朝鮮が制裁逃れにより資金や技術を獲得し、ミサイル開発などを進めているとしてすべての加盟国に対し、北朝鮮への制裁義務の履行を訴えました。

 また、フランスなどヨーロッパの3カ国が連名で非難声明を出しましたが、安保理として一致した見解はまとまっていません。

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