米俳優が銃誤射2人死傷 「安全な銃」助監督手渡す[2021/10/24 06:53]

 アメリカの俳優、アレック・ボールドウィンさん(63)が映画の撮影中に誤って実弾を発射して2人が死傷した事故で、小道具の銃を渡したのは助監督だったことが分かりました。

 現地メディアなどによりますと、21日の事故の直前、小道具の責任者が撮影用に銃を3丁用意し、助監督の男性がそのなかから一つを選んでボールドウィンさんに渡しました。

 助監督は銃に実弾が入っていることを知らず、「安全な銃だ」と説明したということです。

 当時は西部劇のリハーサル中で、ボールドウィンさんが腰に付けたケースから銃を抜く練習中に誤射が起きたということです。

 銃弾はカメラのアングルを確認していた撮影監督の女性(42)の肩の辺りを貫通し、後ろにいた男性監督(48)にも当たったということです。

 撮影を急いでいたという証言もあり、警察は安全管理の状況を調べています。

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