米への渡航者にワクチン接種義務 子どもなどは免除[2021/10/26 09:53]

 アメリカを訪れる航空利用客について、バイデン政権は11月8日から新型コロナワクチンの接種証明を求める一方、18歳未満の子どもなどは接種義務を免除すると発表しました。

 国務省・プライス報道官:「11月8日よりアメリカに渡航する外国人旅行客は、航空機に搭乗する前に新型コロナワクチンの接種を済ませ、その証明書の提出が義務付けられます」

 また、ホワイトハウスによりますと、接種を済ませた人でも、出発前3日以内に取得した陰性証明の提出は引き続き必要となります。

 ワクチンについては、アメリカ国内で接種が進むファイザー製などに加え、WHO=世界保健機関が緊急使用を承認しているアストラゼネカ製なども認めるとしています。

 18歳未満の子どもやワクチンの接種率が10%未満の国からの渡航者などについては、接種義務を免除するということです。

 日本からアメリカに入国する場合、これまでは陰性証明のみ必要でしたが、11月8日以降は接種も義務付けられることになり、条件が厳しくなります。

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