米補佐官　COP26での日米会談可能性に言及

　アメリカのバイデン政権で国家安全保障を担当するサリバン大統領補佐官は今月末からイギリスで開かれる国際会議の場で、岸田総理大臣就任後、初となる日米首脳会談開催の可能性に言及しました。

　サリバン大統領補佐官：「もし岸田総理大臣がCOP26に対面参加するならバイデン大統領と会うチャンスはあると思う」

　サリバン大統領補佐官は26日の会見でこう述べ、今月末からイギリスで開催される気候変動に関する国際会議「COP26」で岸田総理大臣が就任後、初めてとなる日米首脳会談の可能性に言及しました。

　その一方で、「現時点ではCOP26での二国間会談の開催を発表する立場にない」とも述べました。

　また、年内にオンラインでの首脳会談を予定している中国については、「米中の関係を効果的にマネジメントするには最高レベル、リーダー同士の対話が不可欠だ」として対面での米中首脳会談が必要との認識を示しました。