ASEAN会議不参加のミャンマー「抗議ではない」[2021/10/27 05:31]

 ASEAN=東南アジア諸国連合の首脳会議を欠席する異例の対応を取ったミャンマーは声明で「抗議ではない」と釈明しつつ、ASEANに対し不快感を示しました。

 ASEAN首脳会議は26日、オンライン形式で開かれましたが、ミャンマー代表として招かれていた外務省の高官は出席しませんでした。

 会議前にASEANはクーデターで実権を握った国軍トップのミン・アウン・フライン総司令官を招かない決定をしていて、異例となる欠席の対応はこの決定への反発とみられています。

 会議後、ミャンマー外務省は声明で「ASEANへの抗議を意図したわけではない」と釈明しつつも、国軍トップを招かないとした決定について「ASEAN憲章に反している」と改めて不快感を示しました。

 ASEANは今年4月の首脳会議で国軍側と民主派勢力の対話を促すための特使の派遣など5つの項目で合意しましたが、国軍側が特使を受け入れず、合意項目の実現見通しは立っていません。

 ミャンマー側は声明で「合意項目の実施を含め、今後もASEANと建設的な協力をしていく」としていますが、今回、加盟国全体での協議ができなかったことで実効性のある対応が打ち出しにくい状況となっています。

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