米FDA第三者委 ファイザー製ワクチン 5〜11歳へ推奨[2021/10/27 10:46]
アメリカのFDA=食品医薬品局の第三者委員会は、ファイザー製の新型コロナワクチンについて、5歳から11歳の子どもへの接種を推奨しました。
FDAの第三者委員会は26日、ファイザー製のワクチンの5歳から11歳への接種について、賛成多数で推奨しました。
ワクチンの量は大人の3分の1程度で、最初の接種から3週間の間隔を空けて2回目を接種するということです。
ファイザーなどが行った臨床試験で感染に対する有効性は90.7%で、安全上の深刻な懸念は確認されなかったことから利益がリスクを上回ると判断した形です。
FDAは近く承認に向けて最終決定し、CDC=疾病対策センターの諮問委員会でも勧告されれば、早ければ来月上旬にもアメリカ国内で接種が始まる見通しです。