東アジア首脳会議 米バイデン大統領に中国首相反論[2021/10/28 12:07]

 東アジア首脳会議で、アメリカのバイデン大統領がアジアへの関与を強める姿勢を鮮明にしたのに対し、中国の李克強首相が反論して、つばぜり合いを繰り広げました。

 東アジア首脳会議は27日にオンラインで開かれ、バイデン大統領はインド太平洋地域に永続的に関与していく方針を明らかにしました。

 「国際的なルールに基づく秩序を守る」と改めて強調し、海洋進出で圧力を強める中国を牽制(けんせい)しました。

 会議には、日本や中国、韓国のほか、ASEAN=東南アジア諸国連合の加盟国が参加しました。

 中国の李克強首相は、南シナ海における中国の軍事拠点化に各国から懸念が示されるなか、「南シナ海の情勢は安定が保たれている」とバイデン大統領に反論しました。

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