経営危機の「恒大集団」 延期していた利払い実施[2021/10/29 16:00]
経営危機にある中国の不動産大手「恒大集団」が、社債の利払いを行いました。
中国メディア「財聯社」は不動産大手「恒大集団」が、29日に期限を迎えるドル建ての社債について利払いを行ったと伝えました。
額は4500万ドル、日本円でおよそ51億円だとしています。
本来の利払い期限は先月29日でしたが、30日の猶予期間が与えられていました。
今月23日に続いて再び利払いを乗り切りましたが、資金繰りの改善は思うように進んでおらず、今後の期限に向けて懸念はくすぶったままとなっています。