韓国大統領府は、ローマ教皇が「招待されれば喜んで北朝鮮を訪問する」との意志を文在寅(ムン・ジェイン)大統領に示したと発表しました。
ヨーロッパを訪問中の文大統領は29日、バチカンでローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇と会談しました。
韓国大統領府によりますと、文大統領から「平和への弾みになる」と北朝鮮への訪問を提案されたローマ教皇は、「招待状が来れば喜んで行く」と応じたということです。
2人の会談は今回が2度目で、3年前の前回も同じようなやり取りが交わされたものの、実現には至りませんでした。
任期残り半年を切った文大統領としては南北関係改善への突破口にしたい考えですが、北朝鮮が応じるかは不明です。
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