イスラエル 1年8カ月ぶりに観光客受け入れ再開[2021/11/02 01:08]

 中東のイスラエルで1年8カ月ぶりに海外からの観光客の受け入れが再開されました。ワクチンを接種していることが条件となります。

 イスラエルは1日から海外からの観光客の受け入れを再開し、ベングリオン空港にはヨーロッパなどから大勢の観光客が到着しました。

 WHO=世界保健機関の承認したワクチンを接種し、さらに半年過ぎていないことなどが条件となり、隔離は必要ありません。

 ロシアが開発したスプートニクVを接種した観光客も入国できますが、到着時に抗体検査を行う必要があります。

 国内でワクチン接種が進んだことから、観光客によるウイルスの持ち込みの影響は限られていると判断したとみられます。

 イスラエルでは去年3月から、一部の団体観光客や国民の親族などを除き入国は制限されていました。

 観光客受け入れ再開により、ロックダウンなどで被害を受けた観光産業を復活させるための打開策になると期待されています。

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