気候変動対策巡る批判に中国反発[2021/11/02 21:19]

 気候変動に関する国際会議「COP26」に習近平国家主席が欠席し、中国の環境対策に批判が出るなか、中国政府が「国の状況にふさわしい責任果たしている」と反発しました。

 中国外務省は2日の会見で、気候変動対策でアメリカが中国を「影響の大きな部外者」になっていると批判したことに「中国は一貫して国の状況にふさわしい国際的な責任を果たしている」と述べました。

 アメリカのサリバン大統領補佐官が1日の会見で、最大の温室効果ガスの排出国である中国を批判する発言に中国側が強く反発を示した格好です。

 また、COP26について習主席がなぜビデオ方式などでも参加しなかったのかとの質問に対しては「主催者側がビデオでの参加方式を用意しなかったためだ」と弁明しました。

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