ブラジル大統領 COP26で環境問題の成果を強調[2021/11/02 19:39]

 ブラジルのボルソナロ大統領が気候変動に関する国際会議「COP26」でビデオ演説を行い、環境問題に取り組む自国の成果を強調しました。

 ブラジルは2030年までに温室効果ガス排出量を2005年に比べて50%に減らす新たな目標をCOP26で発表しました。これまでの43%という削減目標を引き上げました。

 ボルソナロ大統領は1日、ビデオメッセージで「ブラジルは環境問題に常に取り組んでいた」「我が国はすでにその成果を得ている」と述べました。

 地球温暖化対策に消極的と指摘されるボルソナロ大統領ですが、アマゾンの森林で近年、急増している森林伐採や火災についても被害を抑える努力を重ねると表明しました。

 アマゾンの森林火災などにより、2020年のブラジル国内の温室効果ガス排出量は9.5%上昇したというデータもあります。

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