5歳〜11歳へのワクチン接種を認める 米CDC[2021/11/03 10:41]

 アメリカのCDC=疾病対策センターは、5歳から11歳が対象のファイザー社の新型コロナワクチンについて、接種を認める勧告を出しました。

 CDCは2日の声明で「科学的な根拠に基づき、重要な一歩を新たに踏み出した」と、5歳から11歳の子どもを対象にファイザー社のワクチンの接種を認める勧告を出しました。

 子どもが感染した場合、入院や死亡のほか、症状が長期間続くリスクがある一方で副反応は臨床試験の結果、ほとんどが軽いものだったとしてリスクよりも利益が上回ると判断した形です。

 CDCの勧告を受け、アメリカ国内では来週から本格的に11歳以下への接種が始まり、新たにおよそ2800万人が接種の対象に加わることになります。

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