NY新市長 ワクチン接種義務の見直しに言及[2021/11/05 10:53]

 市の職員にワクチン接種を義務化したアメリカ・ニューヨーク市では、労働組合などからの反発を受け、新しい市長が義務化の見直しの可能性に言及しました。

 ニューヨーク市、エリック・アダムズ新市長:「もし接種義務が(自身が就任する)来年1月まで続くのであれば、労組と話し合い、解決する。コロナに打ち勝つと同時に犯罪を防止しないといけない」

 2日に新しい市長に当選したアダムズ氏は、就任後にワクチン接種の義務を見直す可能性を示唆しました。

 ニューヨーク市では、1日、市の職員のワクチン接種の期限を迎え、ワクチンを打っていない9000人以上の職員が給与なしの休みとされる措置を受けています。

 職員全体で92%が1回は接種していますが、消防士・警察官・清掃員では80%台前半にとどまり、ごみが回収されないなど影響が出ています。

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