コロナ外相会合で米 「J&Jワクチンを紛争地に」[2021/11/11 02:36]

 新型コロナ対策の現状などについて協議する外相会合が開かれ、アメリカのブリンケン国務長官はジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンが紛争地域などに提供されると発表しました。

 10日にオンライン形式で開催された新型コロナに関する外相会合の冒頭でアメリカのブリンケン国務長官は、北米やヨーロッパとアフリカ諸国とのワクチン普及率の差を「緊急事態だ」と表現しました。

 そのうえでアメリカ政府の仲介により、ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンが紛争地や人道支援が必要な地域に提供されることになったと発表しました。

 また、世界各国のワクチン接種率などのデータを一元化したサイトを新たに立ち上げ、10日から運用を開始したということです。

 ブリンケン氏はデータを一元化することで、「データの透明性とパンデミックの収束に向けた取り組みを最後までやり抜く責任を持つことができる」と強調しています。

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