米でコロナ感染者下げ止まり…北東部など再拡大で[2021/11/11 07:49]
アメリカでは北東部や西部で新型コロナウイルスの感染が再び拡大している地域があり、新規感染者数に下げ止まりの傾向がみられています。
疾病対策センターのデータによりますと、アメリカの新規感染者数は9月1日におよそ16万4000人でデルタ株による感染拡大のピークを迎えた後、減少していました。
先月24日におよそ6万4000人まで下がりましたが、再び緩やかに上昇に転じています。
テキサス州などで感染が下火になる一方で、バーモント州など北東部や、ニューメキシコ州など西部の一部で2週間で50%から60%ほど感染者が増えています。
ハロウィーンによる人の集まりが原因とみられていて、これが第5波の始まりとなるのか注目されています。
ワクチン接種から時間が経過した人が抗体レベルの減少により感染したとしても、重症化するリスクは低いとみられています。