米国務長官台湾攻撃に「行動」 中国は猛反発[2021/11/11 22:20]

 アメリカの国務長官が中国が武力で台湾の現状を変えようとした場合に「行動する」と発言したことに対し、中国外務省は「主権を侵害することは絶対に許さない」と強く反発しました。

 ブリンケン国務長官は10日、アメリカのニューヨークタイムズ紙が主催した対話集会の席で中国が台湾を攻撃した場合、介入するのかという質問に「そうした事態が起きれば多くの国が行動するだろう」と述べました。

 これに対し、中国外務省は11日の会見で「一つの中国の原則は広く認められている国際関係の基本ルールだ」と従来の主張を展開しました。

 そのうえで「アメリカがどんな口実を用いても中国の主権を侵害することは絶対に許さない」と強く反発しています。

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