18歳被告が号泣し無罪主張 BLMデモ“2人射殺”裁判[2021/11/11 20:15]

 アメリカで黒人に対する差別撤廃を求めるデモの最中に2人を射殺した罪などに問われている18歳の男が裁判中に号泣し、無罪を主張しました。

 カイル・リッテンハウス被告:「そこには3人いて…」

 去年8月、カイル・リッテンハウス被告はウィスコンシン州で「ブラック・ライブズ・マター」のデモの最中に銃で男性2人を射殺した罪などで訴追されています。

 今月10日に被告人質問が開かれ、当時の状況について話し始めると突然、号泣して審議が一時、中断されました。

 カイル被告は当時、トランプ前大統領を熱心に支持していて、人種差別撤廃を求めるグループと対立関係にあり、ライフルを事前に準備していたことも分かっています。

 検察側は終身刑となる第一級殺人としていますが、弁護側は正当防衛だったとして無罪を求めています。

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