イスラエル 5歳〜11歳へのワクチン接種承認[2021/11/12 07:07]

 新型コロナのワクチン接種で先進的な中東のイスラエルで、5歳から11歳の子どもに対するワクチン接種が承認されました。

 イスラエル政府の専門家会議は10日、5歳から11歳の子どもに対してファイザー製のワクチンを接種させることを賛成多数で承認しました。

 アメリカのFDA=食品医薬品局が使用を許可したことも勘案され、子ども用に用量を少なくしたワクチンが使われる予定です。

 ファイザー社の子どもを対象にした研究では用量を少なくしても91%の効果があり、副反応も少なかったということです。

 ただ、子どもの接種については親の抵抗感が強く、接種率は低くなることが予想されています。

 イスラエルでは去年12月からワクチン接種が始められたものの、子どもの人口が多いことなどから国民全体の接種率は60%余りで伸び悩んでいます。

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