韓国最大野党候補「日韓関係の新しい50年描く」

　来年3月の韓国大統領選挙を前に最大野党の公認候補が日韓関係について「価値と利益を共有し、信頼を築く新しい50年を描く」との考えを示しました。

　政権交代を目指す野党「国民の力」の候補、尹錫悦前検事総長は文在寅（ムン・ジェイン）政権の4年で悪化した日韓関係を振り返り「外交関係自体がほぼ失われている」「日韓関係がほとんどだめになった」などと批判しました。

　そのうえで「対日関係を国内政治に利用してきたため」と原因を指摘しました。

　一方、対北朝鮮を巡っては「米韓抑止力を拡充して北朝鮮の核ミサイル能力を無力化し、同時に非核化に向けた国際協力を主導する」との考えを示しました。