米中外相が台湾問題など議論 首脳会談に向け[2021/11/13 20:12]

 アメリカのバイデン大統領と中国の習近平国家主席のオンライン首脳会談を前に、両国の外相が電話会談をしました。台湾問題が主要テーマとなっています。

 中国外務省の発表によりますと、王毅外相はブリンケン国務長官に対し、16日に行われる首脳会談の成功のために「両国関係を健全で安定した道に戻すべきだ」と述べ、歩み寄りを求めました。

 さらに、アメリカの議員らが今月、台湾を訪問したことなどを念頭に「台湾独立勢力を容認し、支持すれば台湾海峡の平和を損なう」との考えを示し、「報いを受けることになる」と牽制(けんせい)しました。

 両外相は気候変動やイランの核問題などでも意見を交換したということです。

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