ボルソナロ大統領「アマゾンは湿気があり燃えない」[2021/11/16 09:40]
森林火災などが問題になっている世界最大の熱帯雨林アマゾンについて、ブラジルのボルソナロ大統領は「湿度を含んでいて燃えない」と発言し、物議を醸しています。
ボルソナロ大統領:「私たちのアマゾンでは、森林は湿気を含み火が付きません。アマゾンは遺産であり、ブラジルのものです」
ボルソナロ大統領は15日、ドバイで開かれたブラジルへの投資を呼び込むイベントに出席し、アマゾンの森林破壊を巡る批判に対して「湿気を含んでいて燃えない」と反発しました。
また、「アマゾン地域は1500年に発見されてから、そのままの姿だ」と主張しました。
ロイター通信によりますと、森林の伐採や山火事によるアマゾンの消失面積は10月、877平方キロメートルに上り、調査を強化した2015年以降、10月としては過去最大となっています。