仏マクロン大統領 国旗の色を「勝手に」変更[2021/11/16 09:38]

 フランスのマクロン大統領が、国民に知らせぬまま1年以上前から大統領府などの国旗の色を変えていたことが分かりました。

 フランス国旗の色は、青・白・赤のトリコロールで知られていますが、地元メディアによりますと、青い部分が去年7月以降、コバルトブルーからネイビーブルーに変更されました。

 すでに大統領府や国会、内務省などの旗は新しいものに取り換えられているということです。

 変更はこれまで国民に知らされていませんでした。

 大統領府はコメントを発表していませんが、地元メディアは「よりエレガントな青だから」という理由とともに、「フランス革命時の色に戻すため」との理由を伝えています。

 フランスでは1976年にも当時のジスカールデスタン大統領がEU=ヨーロッパ連合の旗の色に合わせるため、国旗の紺色を青色に変更したことがあります。

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