米ファイザー コロナ飲み薬の緊急使用許可を申請[2021/11/17 09:47]

 アメリカのファイザー社は、新型コロナウイルスの飲み薬について緊急使用の許可を求め、保健当局に申請したと発表しました。

 ファイザーは16日、開発を進めている新型コロナ治療薬の飲み薬「パクスロビド」について「リスクが高い患者に自宅での治療薬として処方され、重症化を防ぐ可能性がある」として、FDA=食品医薬品局に緊急使用の許可を申請しました。

 ファイザーが5日に発表した臨床試験の中間結果では、新型コロナの発症から3日以内に「パクスロビト」を投与した患者は、入院や死亡のリスクが89%減少したとしています。

 ファイザーは、「臨床試験で得られた圧倒的な有効性は、新型コロナウイルスとの戦いにおいて、飲み薬が果たす役割の重要性を明確にしている」と強調しています。

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