米 人権問題対応で北京五輪「外交的ボイコット」か[2021/11/17 11:03]
アメリカのバイデン政権が、来年の北京オリンピックに政府の要人らを出席させない方針を発表する見通しであると、アメリカメディアが報じました。
ワシントン・ポストは16日のコラムの中で、複数の関係者の話としてバイデン政権が、北京オリンピックに選手以外の政府関係者の参加を見送る「外交的ボイコット」を近く発表する見通しだと伝えました。
アメリカ国内では、中国の人権問題を理由に「外交的ボイコット」を求める声が高まっていて、コラムでは政権内部でも選手への影響を抑えながら人権問題に対応する方法として、バイデン大統領に正式に推奨されていると伝えています。
日本時間の16日、米中首脳会談が行われましたが、人権問題については互いの意見を主張し合うにとどまっています。