インドの大気汚染が深刻化 ロックダウン検討へ[2021/11/18 07:53]

 インドでは大気の汚染状況が悪化したことを受け、首都圏でのロックダウン措置が検討されています。

 大気汚染が深刻化するインドのデリーでは、建設現場での作業停止に加え、学校が閉鎖されるなど市民の日常生活にも影響が出ています。

 外で働かざるを得ない屋台の店主らは、政府に対策を講じるよう訴えています。

 現地メディアによりますと、デリー首都圏政府は大気の状態の悪化を受け、週末の外出規制などのロックダウン措置について検討を進めているということです。

 インドではこの時期、祭りで使われる大量の花火や野焼きの煙などによる大気汚染が社会問題となっていて、ロイター通信は呼吸器系の症状で入院する人も増えていると伝えています。

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