竹島めぐり日韓対立 共同会見が急きょ取りやめに[2021/11/18 11:43]

 アメリカで開かれた日米韓外務次官協議で、竹島を巡る日韓関係の対立を理由に予定されていた共同会見が急きょ、取りやめになりました。

 日米韓の外務次官協議では、朝鮮半島の完全非核化や中国への対応などで3カ国の連携が重要との認識で一致しました。

 しかし、協議後の共同記者会見が急きょ、取りやめとなり、アメリカのみの会見に変更されました。

 日本の外務省の関係者によりますと、韓国の警察のトップが16日、島根県の竹島に不法上陸したことを受け、日本政府として、このタイミングでの共同会見は不適当だと判断したということです。

 日米韓の連携を強調する一方で、日韓関係の冷え込みを印象付ける結果になりました。

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