国連“人権決議”に北朝鮮が反発「敵対勢力の企み」[2021/11/21 12:08]

 北朝鮮は、国連で採択された拉致問題などを非難する決議案に対し、「敵対勢力による重大な主権侵害行為」と反発する談話を出しました。

 国連総会の委員会は17日、北朝鮮による拉致などの人権侵害を非難する決議案を17年連続で採択しました。

 これに対し、北朝鮮の外務省は、21日に発表した報道官の談話で「我が国では人民の権益を絶対視している」と強調し、決議に参加した国こそ「おぞましい人権蹂躙(じゅうりん)国だ」と非難しました。

 そのうえで、決議を「北朝鮮に対する敵視政策と二重基準の産物で、重大な主権侵害行為」と断じ、「敵対勢力のたくらみに最後まで強硬に対処する」と警告しています。

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