竹島めぐり…日韓局長級協議も議論は平行線[2021/11/23 07:13]

 韓国警察トップの竹島上陸で悪化した日韓関係がさらに緊張するなか、9月以来となる外務省局長級協議が行われました。

 韓国を訪問中の船越健裕アジア大洋州局長は22日、韓国の李相烈(イ・サンリョル)アジア太平洋局長と協議を行いました。

 両国の対立が激化するなか行われた協議では、日本側が韓国警察トップの不法上陸を「きわめて遺憾だ」と改めて抗議したのに対し、韓国側は「日本のいかなる主張も受け入れられない」と反論したということです。

 また、元徴用工や慰安婦の問題を巡っても、日本側が韓国側へ具体的な解決策を示すよう改めて求めたのに対し、韓国側は従来の主張を繰り返し、議論は平行線でした。

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